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第3回 「天使の羽こそ天使の証」
突然ですが、お子様には羽がありますか。「羽?」という感じですが、では背中に注目してみて下さい。
羽というのは肩と背中の間にある肩甲骨のことです。「それだったらある」そうお思いでしょう。
そうです、肩甲骨は老若男女問わず誰しもが持っているものです。ですが、問題はその動きです。
普段はなかなか見ない部分なだけに軽視されがちな骨ですが、とても重要な骨です。例えばよくある肩こりや四十・五十肩などはこの肩甲骨ととても密接な関わりがあり、原因は様々ですが肩甲骨の働きが悪くなっていることによるものはとてもよくあることです。
では、お子様と肩甲骨の動きをチェックしてみましょう。
チェック方法
| @ 柔軟性 |
右手は上から、左手は下から背中に手を回し背中で手を繋ぐことができますか。反対側もやってみてください。 |
| A 肩甲骨の可動性 |
前へならえの姿勢から肘は伸ばしたまま肩甲骨を寄せたり離したりします。肩甲骨は大きくスライドしますか。 |
| B 肩の連動性 |
両手を肩にのせ、肘で大きく円を描くように回します。
肩と肩甲骨はひっかかりなく大きくスムーズに動いていますか。 |
いかがでしたか。自分とは比べものにならないくらいお子様の肩甲骨はよく動き、それこそまるで天使の羽がついたようではなかったですか。肩甲骨は動くほど機能しているといえるでしょう。逆を言えば、この動きの悪さが肩こりの原因にもなるのです。これは日常動作や普段の姿勢が原因といえるでしょう。人は成長するにつれ動作が効率的になり、縮小化されてきます。よって手を高く上げることや腕を大きく回すといった動作がなくなり、筋肉を使わない結果、肩周辺の血行が悪くなり肩こりとなるのです。姿勢でいえば、特に猫背は動きを悪くする原因になります。
お子様が将来大きく羽ばたく為にも是非背中にも注目してみて下さい。外で深呼吸をしながら肩(肩甲骨)を大きく回すだけでも気持ちのいいものです。肩の凝りだけでなく普段の疲れも一緒に背中の羽で吹き飛ばしてしまいましょう。
著 アスレティックトレーナー 田口 昌宏
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